前の代の相続がおわっていないケース

相談内容

父が亡くなった4か月後、父に関する相続申告も遺産分割も未了の状況で母が亡くなりました。

このような場合に、遺産分割協議書及び相続申告はどうなりますか。

 

当事務所の提案内容

  1. ①父の相続における母の遺産分割協議の仕方

・子供が1人の場合

 子供が1人なので分割協議ができないため、父の遺産を母が法定相続分にて取得したものとして申告しなければなりません。

・子供が2人以上の場合

子供が2人以上いる場合はいつでも子供間で分割協議ができると考えられるので、父の相続において母は遺産を取得せず、子供だけで分割を行うことができます。

※いずれの場合も相続登記は、中登記中間省略により母をとばして子供の名義で直接登記することができます。

そうしないと、子供が1人か2人以上で登記が変わると、不平等になるからです。

 

2.配偶者の相続税額の軽減の適用

配偶者の税額軽減の規定の適用は、遺遺産分割協議前に配偶者が死亡した場合には、本人が税額軽減の適用を希望していたとしても、遺産分割ができていないため、税額軽減の適用を受けることが出来ません。

このような場合には、父の相続人と母の相続人により父の遺産分割を行い、

母の財産を確定させて、母の相続人が母の死亡から10ヶ月以内に相続税の申告書を提出することにより配偶者の税額軽減の適用をうけることができます。

(相法19の2・27②)

父の相続において、配偶者の財産として確定させたものがある時は、相続税法

19条の2第2項の適用にあたってはその財産は分割によりその配偶者が取得したものとして取り扱うことができるとされています。(相基通19の2-5)

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